最優先は社員が安心・安全に仕事ができる環境づくり

日本には私たちと同じような鋼板切板加工の製造業が沢山ありますが、お客様に選ばれ続ける企業はほんの一握りです。選ばれ続けるには、製品の品質が安定していることと同時に、日々向上する技術に応じられる体制であることが求められます。そうでなければ、仕事は別の会社に奪われてしまうのです。

私たちは大正8年の創業以来「人材は宝」を合言葉に、社員が安心・安全に仕事ができる環境を整えて参りました。これはひとえに、社員が安心・安全を実感しなければ、前述の品質の安定も技術力の向上も成しえないからです。このようなことから「安全衛生教育の徹底」「長期休みの設定」「機械の自動化」を積極的に取り入れ、社員の気持ちが、仕事に集中できるよう努めております。

危険に対する感度を高めるための安全衛生教育の徹底

入社後すぐに教えられることは、「安全衛生教育」についてです。マニュアルを利用しながら学ぶと同時に、実践として正しい作業着の着方や、歩き方なども学びます。その後工場内を実際に歩き、そこに潜む危険について見て回ります。労働災害は未熟練の身に発生することが多いことから、知識と感覚を最初に学んでもらい、危険に対する感度を高めてもらうよう心がけています。この教育はベテランになっても恒常的に継続します。

体力も気持ちもリフレッシュできる長期休みの設定

年間を通して製品を作り続ける工場内の環境は、四季の移り変わりでも影響を受けます。例えば夏場の場内の気温は相当高くなり、社員の体力と集中力の消耗がピークを迎えます。そこで7月と8月の計2回、土日も入れた5~7日の長期休み(夏休み)を設定しています。そのほかに年末年始や5月の連休も同様にあるので、体力の回復はもちろんのこと、気持ちのリフレッシュができます。工場全体の作業を全てストップしての長期休みなので、気兼ねなく休むことができます。

労働災害防止のための機械の自動化

創業以来、積極的に設備投資をしてきた背景には、労働災害防止が真っ先にあげられます。どんなに年月を重ねベテランの域に達したとしても、体力と集中力を常に100%で出せる人はいません。大事な社員が事故にあわないよう、これからも進めて行く所存です。
 

資格取得の奨励とモチベーションアップのための活動

入社後、業務上必要となってくるガス溶接・玉掛け・フォークリフト免許・クレーン資格などを一年ほどかけて取得してもらうように奨励しております。その際の取得費用は個人負担となりますが、取得のために学校へ通う期間はすべて有給となります。また技術向上や生産効率を上げる一環として、「改善提案」や「小集団活動」といった評価制度を設けております。

日々の業務における気づきを表面化し、改善と共有化

工場は流れ作業で仕事をしているため、業務の中の小さな気づきは、見逃されてしまうことがあります。しかしながら、こういった個人ごとの小さな気づきを見逃すことが、大事故や生産効率の低下に繋がります。

そこで考え出されたのが「改善提案」という気づきの表面化です。これにより作業以外の時間にも、個人個人があらためて業務を振り返る機会が増え、社員の安全・安心につながることは何か?ヒヤリ、ハットすることは無かったか?工夫すべき点は何か?を表面化させることができるようになりました。

これらの活動は社内評価として、提案してくれた社員に対してポイントを付与しております。年末には、それらを集計し上位提案者には皆のために尽力してくれたことを讃え表彰しております。

その部署にいるからこそ気づける着眼点、その後はチームで協力し改善する

改善提案と同様、部署ごとの活動も奨励しております。それが小集団活動です。主に業務の効率化やロスの軽減などに着目し、部署独自の視点を持ちながら、能動的に課題を見つけ取り組むことを奨励しております。

例えば、一次加工の溶断においては、切断の時に生じる切断面の欠損をいかに無くし、ロスを無くすか?また、物流の部署においては、完成した部材をいかに隙間なく、出荷しやすいように倉庫にレイアウトするか?といった課題を見つけ、それに取り組んでもらっています。今年の2月に工場内で全社員の前でプレゼンテーションの機会を設け、取り組みの発表と表彰式を執り行いました。

以上のような取り組みは、社員一人一人の仕事に対する熱意や責任感が生まれ、チームワークの強化に繋がっていると感じます。個人とチームのレベルアップは、お客様のあらゆるニーズに対し不可欠な要素です。よって私たちはこれらの活動を日々支援しております。