2025年で会社設立70年。
信頼と実績を次世代につなぎ続ける
このたびは神戸シヤーリング株式会社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
神戸シヤーリング株式会社は、油圧ショベル製造における鋼板切板加工を主軸に事業をおこなう会社です。会社設立以来、順調に業績を伸ばし成長することができております。これもひとえにご発注いただいておりますクライアント様のおかげでございます。
さらにご納得、ご満足いただける製品を提供し続けるため、従業員一同尽力する所存でございます。その決意も込めて、簡単ではございますが我が社について紹介させていただきます。
創業から100年以上、鋼板切板加工一筋
我が社は昭和30年(1955年)に株式会社となって間もなく70年を迎えます。大正8年(1919年)の創業まで遡ると、100年以上鋼板切板加工一筋で事業をおこなってまいりました。
特に油圧ショベルの製造における鋼板切板加工において、その技術力を認めていただき、会社設立以来、世界的な油圧ショベルメーカー様と取引を継続していただいております。そのほぼすべての加工製品を手がける我が社にとって、全世界のインフラ整備の現場で油圧ショベルが利用されていることは大きな誇りです。
「お客様第一」であり続けるために
我が社の企業理念は「お客様第一」です。これは創業以来一貫しております。お客様のご要望にお応えするのは当然のことですが、それを継続することが信頼を得ることにつながり、実績となると信じて事業をおこなっております。
具体的には「PQVC」の実践が挙げられます。「P(People)」は従業員の安全第一を徹底するとともに人材の育成。「Q(Quality)」は高品質を維持するための品質管理体制。「V(Velocity)」はスケジュール管理をはじめとする製品の供給能力の向上。「C(Cost)」はお客様にご納得いただくためのコスト管理です。
働きやすい職場づくりとSDGsへの取り組み
持続可能な企業であるためには従業員が活き活きと働ける職場環境が大切です。そのため我が社では「脱3K」を目指した職場づくりを推進していきます。具体的には、人力に依存していた工程をオートメーション化する計画を立て、段階的に実行する予定です。
同時に、従業員同士はもちろん、管理職にも相談しやすい風通しの良い職場、そして女性従業員が活躍できる環境づくりにも注力してまいります。
このようにして生産体制や技術体制を拡充していく中で、節水や省エネルギーなどSDGsを意識した取り組みも推進し、真に持続可能な会社となれるよう尽力いたします。
社会に貢献する誇りをもって従事することを評価
我が社の加工製品が組み立てられて油圧ショベルとなり、国内はもとより全世界のインフラ整備に利用されています。また、自然災害の被災地や紛争地帯の復興など、油圧ショベルが必要とされる場所があります。
このように人々の生活に直結する仕事であることを誇りに思い、懸命に従事していることを我が社では評価基準としています。我が社で何をしたいのか、それを実現するためにどんなことに力を注いでいるかなど、互いが向上していけるように何度も話し合い、その中で評価をおこないます。
学歴や前職での経歴では推し量ることができない、人間性そのものが問われることになります。このような評価基準を設けて人材を育成してことが、お客様からの信頼獲得や実績の積み重ねにつながるだけでなく、我が社の事業を進化させて次世代に引き継ぎ、持続可能にしていくことができると考えております。
今後ともより一層のご支援のほど、なにとぞよろしくお願い申し上げます。
代表取締役 京口 敏